こんにちは、片山真一です。今回は、「跳ねる人」と「跳ねない人をどうやって見分けるのか」という話ですね。
音声はこちらです。
僕はけっこうこれは見る目があるんじゃないかなって自分でも思ってるんですけど、近い将来跳ねる人とか、今はまだ跳ねてないけどそのうちうまくいくんだろうなっていう人、(このままだと)一生跳ねない人の見分けが高い確率でできたりします。
本当にこれはけっこう精度が高くてですね。例えば年収で1億円を超えるような人っていうのは、「近々超えそうだな」という人がなんとなくわかるんですよ。
それは勢いだったり、他にも見分けるポイントがあるからです。それを伝えることで、今もし「いまいちうまく行かないな」という状況があるなら、何かモチベーションになればいいなと思って話します。
旅行で出会ったエピソード
ちょうどこの間、起業家仲間と旅行に行ったんですよね。そこで初めてお会いする方も何人かいて、そのうちの1人が「いろいろ失敗してる」という話をしてたんです。
フランチャイズの飲食をやってみたり、自分が手をつけたことのない分野に挑戦して、ことごとくうまくいかない。学習塾もやってみたけど、最終的に700万円くらいマイナス。そんな話でした。
でも、僕はその人、きっとそのうちうまくいくと思ったんです。なぜかというと、今努力が実っていない理由は、単に方向性が間違っているから。努力はしているし、続けてもいる。だから、方向性が噛み合った瞬間に、いきなり跳ねるんですよ。
跳ねる瞬間は「方向性の噛み合わせ」
僕も起業して独立して12年、13年ぐらい経ちます。この間に、何年かぶりに会ったらすっごい跳ねてる人って、結構いるんです。
それまで年収で数千万だった人が、5年ぶりに会ったら会社の規模が20億、30億になっていたりする。なぜか。やっぱり努力は欠かさずやっていて、方向性が「噛み合った瞬間」があるんですね。
だから、そこだけです。今もし努力をしているのになかなかうまくいかないなら、それは今はまだ方向性が噛み合っていないだけという話です。
マイナーチェンジとテスト
うまくいかないことを頑固にやり続けるのはあまり推奨しません。少しずつ変えながら、場合によってはジャンルを変えるという思い切った判断もありだし、同じジャンル内でマイナーチェンジしていくのも良い。
マイナーチェンジというのは、販売している商品は同じでも、セールスの方法を変える、といったことです。そうやって努力を積み重ねていけば、どこかで噛み合います。
今、歯車が1個2個ずれているだけかもしれない。歯車が噛み合ったら、大きなものが動き出す。
だから「努力しているけど現実が変わらない」という方は、たまたま今は噛み合っていないだけ。噛み合うように、努力を続けてもらえたらと思います。
マーケティングにおける前提
マーケティング全体に言えることですが、初めから完璧にうまくいくことは少ない。腕のいいマーケターだからといって、初手で100発100中なわけではないんです。
腕のいいマーケターは、テストマーケティングの概念を持っています。テストして、うまくいく方法を探す。方向性を少しずつマイナーチェンジしていく。
歯車がうまく噛み合った時に、ドンと予算をかけたり、大きく勝負したりして伸ばす。これでうまくいくわけですね。
方向性が間違っている、あるいはちょっと噛み合っていない時期は普通にあります。そこで行動を止めずに、やり続けてほしいと思います。
伝え方も変えてみる
僕自身、うまくいくこともあれば、うまくいかないこともあります。うまくいかなかったら、それは「うまくいかない方法を1つ見つけただけ」。
データを取っているだけ、という感覚です。
その上で、歯車の大きさ、サイズ、場所、素材を変えるように、いろんなことを試す。動画で伝えてダメならテキスト、テキストでダメなら音声。渡すタイミングが悪いなら、そこを変える。
そうやって試していくうちに、いずれ噛み合います。
ただ、やめてしまったら噛み合いようがない。
跳ねることは一生ありません。
噛み合わせるための努力を続けていれば、誰だってうまくいく時が来ます。早いか遅いかの違いだけです。
早くしたいなら、行動を早くすること。テストして、またテストして、さらにテストして、試す。その回転数を上げる。そうすれば、早く噛み合ってきます。
だいたいうまくいかない人は途中でやめます。噛み合う前にやめてしまう。だから、うまくいかないだけ。
能力差ではなく、継続できるかどうかの差です。
まとめ
今日のテーマは「将来跳ねる人の見分け方」でしたが、結局のところ、今うまくいっていないなら、それは努力の方向性がまだ噛み合っていないだけ。噛み合った瞬間に、一気にうまくいく。
それを楽しみに、努力を継続していきましょう。
では、今回は以上です。失礼します。

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