こんにちは真一です。
前回ですね、野村克也監督の「なぜか結果を出す人の理由」という本がすごい最高ですよという話をさせてもらいました。
そこで伝えてなかった大事なことを今回お伝えしたいと思います。前回は「そんなに大して才能もないような人が結果を出せる方法」についてお話しましたが、まだ大事なことがあるので補足していきますね。
それは何かというと、人からの信頼が集まる人は結果が出ますよって話です。
まあ、当たり前じゃないかと思うかもしれません。でも、ちょっと待ってください。
サッカー選手から学ぶ信頼の重要性
例えばなんですけど、僕サッカー好きなので結構見るんですよね。
サッカー選手のインタビューとか見ます?
サッカー選手がですね、例えば右サイドからボールを持って上がってきた選手が中にクロスボールを入れるわけですよ。センタリングを上げる。
そうすると中に選手が待っています。2人3人待っているわけです。
「その中で誰にクロスを上げやすいですか?」という質問があったんです。日本代表だったり、サッカー選手の中で。
センタリングを上げるんだったら、誰が上げやすいですかという質問に対して、すごいよく出てたのが岡崎慎司選手だったんです。
まあ、ご存知ない方もいるかもしれませんが、日本代表の中でずっとレギュラーを張ってた選手です。もう今は引退していますが、岡崎慎司選手というちっちゃい選手なんですよ。身長ちっちゃくて、すごくダイビングヘッドが得意だった。
彼も本当に超二流だと思います。身長ちっちゃいし、本田圭佑さんからは
「こんな下手くそがあって、こんな下手くそがプレミアリーグで優勝するチームのレギュラー張ってるなんてすごいことだ」
って言われてましたけど、本当にそんなにすごい持って生まれた才能とか、恵まれた体格とか、そんな感じじゃないんですよ。
でもその岡崎選手に一番センタリングしやすいという人が結構いて、それ、なんでかわかんないけど安心感があるとか言ってました、本人たちは。
それ何なのかなって考えたときに、やっぱり信頼だと思うんですね。
「僕はとりあえずセンタリングを岡崎にあげといたらなんとかしてくれる」
という信頼感がきっとあるんだと思います。
そういうことなんです。だから普段から信頼されるっていうことがめちゃくちゃ重要だなということ。
これ、サッカーだけの話じゃありません。日常生活の中でも信頼されておくことが大切なんです。
信頼はどこから来るのか?
じゃあ信頼ってどこから来るのかなという疑問。
サッカー選手で言えば、やっぱり普段の練習の態度だったりしますよね。練習の中での姿勢とか、練習以外の日常での振る舞いとか。
そういうところが非常に大事だなと感じます。
この野村監督の本には、百年に一度の投手・田中将大選手の話が登場します。マー君の話ですね。
マー君は新人だった年に発掘されているんですよ。そこから成長していって、大投手になっていくわけですが、マー君は新人の頃からすごかったかって言ったら、そうでもないらしい。
でも、なぜか負けないんです。マー君が負け投手になる時、その後、打線が打ったり、マー君が先発で出た時っていうのは、やたらと打線が援護するらしいんですよ。なんか、やたらと打線が点数取る。だから負けない。
マー君が三点取られたら四点取る、五点取る。
マー君が五点取られたら、打線は八点取るみたいな。
そういう感じで、なんでこんなマー君は負けないんだろうか。
「マー君神の子、不思議な子」
という言葉を当時、野村監督が言ってたんです。本当に不思議だなって思ってたらしい。
それを考えてよく見てみたら、マー君は本当に人から信頼されていると。練習の態度ももちろんですが、内野手がいいプレーをしたとか、外野手がファインプレーをした時に、すごい拍手して喜ぶんです。
何ですか?チェンジの時って普通は、キャッチャーとかピッチャーとか前の方にいますから、どんどん行っちゃうんですよね。
でもマー君はチェンジの時もみんなが来るの待ってハイタッチしてからチェンジするとか、そういうところなんだと思います。
まあそういうところなんだろうということを野村監督が言ってました。すごい学びになりますよね。思いませんか?
日常の態度が信頼を作る
これから言えることは、僕らの日常の生活態度っていうのは、すごく自分の信頼感において影響があるということ。
こうやって僕がしゃべっている言葉とかも影響がある。
僕に限らずみんなそうじゃないですか。
家に帰ってどんな態度を自分の家族にしているのか、会社に行った時どんな態度をしているのか、ブスっとしているのか、それともはつらつとしているのか。
提出するものが期限内にしっかり提出しているのかとか。
何か相談がある時、どうしても期限が守れない時は事前に相談があるのかとか。
そういったところってめちゃくちゃ大事なんです。
そもそも努力しているっていう姿勢が評価される。
僕は営業マンだったので、営業の例で考えてみましょう。
例えばライバルの人がいたとして、自分より良い成績を上げている時に、なにくそと思って頑張るのは、それはそれでもちろんいい。
でもそれと同時に、そのライバルをたたえることができているのか。
「よくこの契約取ってきたね、すごいね」
って言えるかどうか。
そして自分のライバルとか部下たちに対して相談に乗ってあげたり、自分の持てるスキルっていうのを伝えていくことができるかどうか。
こういったところで信頼感っていうのは本当に変わってくると思うんです。
なので、お互いこういうところを意識して、やっていったら超二流になっていけるんじゃないかなというふうに思います。
ぜひ参考にしていただければと思います。
もうすでに「私そういうことできてるよ」っていう方もいると思います。
それでしたらそれを継続してもらって、ぜひ続けてください。
僕も一生懸命というか、いろんな役に立つ情報、これからもお伝えしていくのでお楽しみに。
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